救急車を呼んでありがちな判断ミス。ワンオペだと症状の見極めが難しい話。

ワンオペだと症状の見極めが難しい話。
前回の救急車ネタの「判断ミスをしてしまった!」これについて反省を込めて記録します。

前回の救急車ネタはこちら
↓↓
*ワンオペ2児育児で救急車!1人が深夜に熱けいれん、もう1人も起こして連れて行く話。
*救急車と費用のこと。乳幼児の○○ならすぐ119番!と言われた話。

ワンオペ複数育児の判断力


今振り返れば本当にテンパっていたのだな〜と思います。(深く反省)

「これって熱性けいれんだ!」「上の子もいるし救急車呼ぶにしても大変だ!」「持ち物は?上の子は病院で愚図らずにちゃんと待てる?」

など、頭の中は様々なことを想定したり、必要な準備のこと、とにかく子どもたちの負担が最小限になる方法など一気に考えを巡らせていました。


深夜に下の子が高熱から熱性けいれんのような症状になり、
横では上の子が寝ていて、ワンオペゆえに、深夜に救急車で上の子も連れて行かなければならない状況、これが私にはなかなか精神的にキツかったみたいです。


前回も言いましたが、
ワンオペでなく、深夜だけでも夫が一緒にいて、寝ててもいいから夫を起こして少し相談ができていたら、たぶん違う流れになっていただろうなと思いました。(涙)


一応ワンオペ生活には慣れていて、子どもたちも自分の時も含めて、多少の病気も母子3人でくぐり抜けてきたので、この時も表面的には冷静さを保ちつつ判断し行動していたつもりでした。


でも根本的にミスっていたという。。


これについては救急車で搬送された日は全く気付かず(!)

後日分かったことです。



熱性けいれん


結論から言いますが、高熱だった下の子は、


熱性けいれんではなかったのです。(ガーン)


テンパって救急車呼んじゃったよ。(涙)
しかもちゃんと救急車を呼ぶ前に小児相談ダイヤルに電話したにも関わらず!


熱性けいれんではないというと、何かと申しますと

「震え」でした。


確かに今振り返れば、「震え」と分かります。しかしあの時は分からなかったです。


なぜなら

●高熱を出して辛そうな状態が続いていた。
●乳幼児の高熱の注意点として痙攣が代表的に言われていた。
●痙攣(震え)の時、うつ伏せ状態で確認が不十分だった。(動かせないため)
●そもそも「けいれん」を私は見たことがなかった。
●1歳児の小さな体が寒さで大きく震える時、痙攣のようにも見える。(今理解していてもまた勘違いしてしまうかも…と弱気になるくらい。)


これらが理由です。

私の知識不足はもちろん反省すべき大半ですが、本当にワンオペでなければ、誰か一緒に見て相談できていれば…(以下略)すみません。



かかりつけ医と保育医から


そして熱が下がった後日、咳と鼻水の薬をもらいにかかりつけ医に診断してもらい、数日前に救急車を呼んで検査した話をしました。


かかりつけ医から、

「ふ〜ん、それ、単に震えじゃなかった??」

とすぐ言われました。


え!ただの震えって選択肢があったの!?(あるらしい。)

高熱で体が揺れる=熱性けいれんじゃないの!?(体温上昇の震え、悪寒戦慄もある。)


ということでかなり脳内ショックでした。


さらに後日、保育園で定期健診してくださる小児科医にも相談する機会があり、お話ししたところ、

「うん、それは震えだね!良かった良かった。」

という感じでした。



けいれんの動きと震えの動きは、微妙に(専門家から診ればだいぶ?)違うそうです。

今回はうつ伏せだったので(動かせず)分かりづらかったのですが、

小刻みな継続する動き=体温上昇の震え(悪寒戦慄)で、
筋肉が収縮するような動きと意識消失や視線が合わない、チアノーゼ症状=熱性けいれん

と判断するそうです。


医師から震えと熱性けいれんのジェスチャーをしてもらってより納得しました。

※震えが長く続く場合は要注意だそうです。



まとめ。判断が難しくても


自分をかばうわけではないですが、やっぱり子どもが高熱で辛そうな時、そして自分一人きりだと冷静な判断は難しいです。

一見冷静に見えても脳内CPUはフル稼働状態なので。


前回の救急車ネタでもお伝えした通り、


「また熱性けいれん(かもしれない)と思ったら、気軽に救急車を呼んで!」


医師からのこの一言、これでいいのだと思います。


今回私はかかりつけ医や保育園担当医から直接震えについて教えてもらったので、以降は判断ミスをしないよう細心の注意をする必要はありますが、

まだ未経験の方、初めて乳幼児の熱性けいれんの疑いがある場合、そしてそれが自分ひとりきりで育児している状態の時は、瞬時にググる(調べる)とともに、小児相談ダイヤルに電話する!さらに緊急の症状はすぐに救急車を呼ぶ!

これが最善の方法だと思います。


大人より重症化する可能性が高い乳幼児の場合は、常に最悪を想定して迅速に動こう!

と、育児に奮闘している皆さんに呼びかけたいです!
(私は今後、けいれんと震えについては厳重注意します。汗)



それではまた!


前回の救急車ネタはこちら
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*ワンオペ2児育児で救急車!1人が深夜に熱けいれん、もう1人も起こして連れて行く話。
*救急車と費用のこと。乳幼児の○○ならすぐ119番!と言われた話。