ワンオペ2児育児で救急車!1人が深夜に熱けいれん、もう1人も起こして連れて行く話。

1人が深夜に熱けいれん、もう1人も起こして連れて行く話。
今回はワンオペの複数育児でテンパった(困った)時の話をします。タイトルの通りですが救急車ネタです。



基本ワンオペ育児で、しかも複数子どもがいる場合って、普段はなんとか日常をこなし、一見うまく回せています。

でも急に予測不可能な事態が起こると速効でテンパります。よね?(私だけ?)


同じような状況の方や、将来的に複数育児に挑む方にも興味のあるテーマではないでしょうか。


このワンオペの複数育児が時にテンパる&パニクる、というのは、養育している子どもたちが0〜3歳くらいをイメージして書いています。



ワンオペ複数育児でも、歳の離れた上の子(小学生以上など)の場合だと、緊急事態やトラブルが起きたときに、上の子が状況を理解してくれて頼りになるケースがあるので、そのような複数育児の場合は別です。


複数育児は、年子や2歳差、3歳差など組み合わせは様々ですが、わりと良くあるパターンですよね。

ちなみに私の周りには、1歳後半と3歳(3歳の子は今はもう4歳かも?)と0歳双子(!)が生まれたという4人育児のツワモノもいます。
想像しただけでゲッソリしてしまうその4人育児のママさんも旦那様の不在が多く、隠れワンオペ育児という状態です。

この0〜3歳の頃のワンオペ複数育児がまさに急なイレギュラー事態に激しく弱いなぁと痛感しました。

そもそもワンオペ育児とは


「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で、ファストフードやコンビニなどで1人勤務で店を回す過酷な労働環境を指す言葉だそうです。

このたった1人で何もかもこなさなければならない過酷な状況と、1人で仕事・家事・育児をこなす母親の状況が似ているため「ワンオペ育児」と呼ばれるようになったようです。

実際私の周りはワンオペ育児や、隠れワンオペ育児のような状況で頑張っている方が多くいます。

ワンオペ育児にも過酷さのレベルがあると思いますが、長くなるのでとりあえずこの辺でいったん切ります。




病気のダメージがハンパない


ワンオペ複数育児で辛いネタとして「病気全般」と言えます。

一言で言うと地獄ですよね。


1人育児、複数育児ともに、乳幼児が病気になるととにかく心配なものです。

子どもが1人だとしても、突然の発熱〜高熱〜ぐったりして水分を取ってくれない!しかも自分1人(親1人きり)で対応している!わーん誰か助けて!てなりますよね。


そして複数育児だとこの状況に加え、元気な上の子が「お腹すいた!」「お外で遊びたいー!」「おしっこ!」(←トイトレ中だとさらに悲惨)など、絶え間ないリクエストがあり、母は次々と対応しなければなりません。

元気な下の子の場合なら「授乳(おっぱいorミルク)」「抱っこ」など別の要望に答えなければいけませんよね。


病気の子を看病している間は、元気な子の時間つぶしにはお部屋でテレビや動画など見せるなどの手抜きをしたとしても、それでも食事・トイレ(オムツ)他にも最低限の日常のお世話は変わることなくありますからやはり大変です。


小児科などでも兄弟連れで来ているママさんを見かけると、つい心の中でエールを送ってしまいます。「大変だよね!わかるよ!一緒に頑張ろうっ!(涙)」など。勝手に。




深夜に熱性けいれん


さて、ここからは私の話ですが、

1歳と3歳をワンオペ育児していて、その日は1歳の下の子が発熱〜高熱〜の状態でした。


ここまでは上の子の経験もあり、冷静にいつも通り看病していたのですが

高熱から熱けいれんらしき状態になったとたん、私の心拍数は上がりました。やばい!と。


一般的に「乳幼児の熱性痙攣(けいれん)は救急車を呼ぶレベル」というイメージがあったので。


しかしながら

「けいれん時は慌てない」「けいれん中の秒数を計る」「けいれんした時に抱っこなど激しく動かさない」などの基本マニュアルはなんとなく知っていたので

すぐさま痙攣の秒数を計った後に、確認のためスマホでけいれんに関する情報をググりつつ、今の状態は救急車を呼ぶべきか否かを考えました。




救急車を呼ぶ前に


時刻は深夜〜早朝前くらいでした。


心配なのはもちろん熱性けいれんを起こした1歳の下の子ですが

今横でぐっすりと眠っている3歳の上の子を起こして、一緒に救急車に乗せて連れて行かなければならないことが、私にはとても不安でした。


ああ、こんな深夜に普通に夫がいてくれたら上の子を見ててもらえる(一緒に寝てくれるだけでも助かる!)のに・・・と思ったり。考えてもしょうがないですが(涙)


深夜に幼い子を起こして体のリズムを狂わせストレスをかけ、
とつぜん救急車に乗って病院に行って恐らく検査の時間は長いだろうし、

3歳がおとなしく待てるだろうか?睡眠は?朝食は?持ち物は?

など一気に考えました。


こういう時、ワンオペ育児だと元気な兄弟姉妹にも負担をかけてしまうんだなぁと申し訳ない気持ちになりました。考えてもしょうがないですが(涙)


いざという時に祖父母や頼れる大人が近くにいないということは、本当〜に厳しい!と改めて痛感します。。


この時も「上の子を預かって欲しい!」とご近所のママ友に頼ろうかとも一瞬考えましたが、園ママ=ワーママ(兼業主婦)が多く、みんな通常運転でも忙しそうなんですよね。

なかには専業ママもいますが、持病がある方なので頼めない。そもそも深夜だと頼みづらい。

ママ友に頼む云々は、お付き合いの深さにもよるかもしれません。私は難しいと感じました。



そして救急車(119番)を呼ぶ前に

「24時間対応の医療機関案内サービス ひまわり(東京都)」へ電話相談しました。


ちなみに救急車(119番)を呼ぶ前に…でおなじみの小児救急でんわ相談(#8000)ですが、なんとホームページをチェックすると、東京都は24時間対応ではなかったのです!ガーン。
※地域によっては24時間対応しています。もしもの時のためにチェックしてみてください。


「医療案内サービス ひまわり」に電話がつながり、

下の子の高熱〜熱性けいれんらしき状態、けいれん後の今の状態、家には私一人なので3歳の上の子も連れて行かなければならないけれどどうすればいいか?などの相談まで一気に話しました。


この時、下の子はけいれん後に熟睡してしまったのですが、

これがただの睡眠なのか、意識を失ってぐったりしているのかなどの判断がつかないため、救急車を呼んだ方が良いでしょうというアドバイスとなりました。




準備を済ませて、救急車を呼ぶ


救急車は呼んだらすぐに到着してしまうので

まず、

熟睡してる3歳の上の子が起きてパニックにならないように、すぐに起こして分かりやすく状況を説明して、身支度をしてから救急車を呼ぶことにしました。

※医療案内に相談し、呼吸なども確認できているため身支度をしてから救急車を呼びましたが、その他の重症の場合はすぐに救急車を呼ぶ必要があります。



そして震える手でスマホから「119番」を押しました。

人生で数えるほどしか救急車を呼んだことがありませんが、毎回緊張して番号をド忘れしたりします。。

電話がつながり、医療案内サービスに相談してから119番に連絡したことや、今の症状などを伝えました。


そして電話を切ってから3〜5分で救急車が到着しました。本当に早い!


高熱の下の子は寝たままでしたが、

3歳の上の息子は「救急車に乗れる!!」と目をキラキラさせてワクワクしていました。

上の子を起こした時も「救急車」というワードを聞いた瞬間に喜んでいたので、とりあえずパニックになったり愚図られることがなくホッとしました。(涙)




救急車に乗る


不安でしたが救急隊の方たちと話せて、救急車に乗ってだいぶ気持ちが落ち着きました。

子どもの病状にもよると思いますが、ずっとワンオペ状態で1人を看病しながらもう1人も相手をしてとなると、想定外な事態が起きると冷静な判断ができなかったりします。



実際、私はこの時とある判断ミスをしてしまいました。


ワンオペでなく、深夜だけでも夫が一緒にいて、寝ててもいいから夫を起こして少し相談ができていたら、たぶん違う流れになっていただろうなと思います。(涙)


そして救急車に乗った後は、やはり検査や手続きの時間が結構掛かったりして、上の子がぐずり始めたりと何かと大変でした。



と、ここまで書いて思いのほか長くなったので、また今度書きます。

今回は「ワンオペ2児育児の状態で救急車を呼んで乗ったところ」までをお伝えしました。


続きや私の判断ミスについてなど、まとめて加筆追記するか、今度投稿します。


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